三宅 秀樹 (みやけ ひでき)

筑波大学 物理学系 素粒子実験研究室


タイトル「CDFでのボトム・フレーバーの物理」

要旨:

CDF実験においては重心系エネルギー1.96TeVの陽子反陽子衝突によって

Bd,u中間子のみならず多くのBs,c中間子さらにはbバリオンが大量に生成される。

CDF実験におけるボトム・フレーバー解析の特徴は、

この豊富なbハドロン生成事象を通じて多様な物理にアクセスできる点にある。

本講演では、bバリオンの発見、B(s)->hh崩壊やBs->J/ψΦ崩壊における

CP非保存位相の測定など、この1年の間に得られた成果について報告する。