戸部和弘(とべかずひろ)
東北大学理学研究科
タイトル:超対称標準模型において軽いヒッグスが存在するシナリオ
要旨:超対称標準模型において軽いヒッグスボソンが存在する
可能性を議論する(たとえばヒッグスボソンの質量が100GeVより
軽い可能性など)。これは超対称標準模型が2ヒッグスダブレット
モデルであるため、ZZhの結合定数が抑制されうることから可能と
なる。このようなシナリオでは超対称模型にある全てのヒッグス粒子が
比較的軽くなるため、それらの加速器実験での探索やBの物理に及ぼす
影響などを議論する。