日程: | 2019年12月16日(月) − 18日(水) |
場所: | 東北大学 青葉山キャンパス 理学研究科合同C棟 青葉サイエンスホール(キャンパスマップH-04) | [アクセス]/[キャンパスマップ] |
開催趣旨
本研究会は、観測的宇宙論を中心に関連するテーマ(宇宙物理学、重力理論、重力波、素粒子物理学)にわたる理論と観測の進展を議論し、参加者間の交流を通して新しい研究を生み出すことを目的とします。日本国内では、すばる望遠鏡による広域観測プロジェクト(HSC,PFS)や宇宙背景輻射の偏光観測プロジェクト(POLARBEAR,LiteBIRD)、さらに大型電波干渉計による観測プロジェクト(SKA)など、観測的宇宙論に関する課題を主目的とした大型観測プロジェクトが進行中です。豊富な観測データに裏打ちされた定量的解析が可能となり、暗黒物質、暗黒エネルギー、ニュートリノ、インフレーションなどの性質がかつてない高い精度で明らかになりつつあります。特定のプロジェクトや理論・観測の枠に縛られることなく研究者の興味・関心に基づく研究について講演して頂き、広く意見交換することで、新たなアイデアに基づく研究や観測計画へのフィードバックが生まれることを期待します。招待講演者の方には専門分野の進展や未解決問題、将来的な観測プロジェクトについての講演をしていただき、一般講演者には目一杯ご自身の研究の話をしていただく予定です。大学院生を含む若手研究者の積極的な参加を期待しています。