研究会アブスト集 (17日 後半)
研究会日程 17日前半 17日後半 18日前半 18日後半(ポスター) 20日前半 20日後半
15:20 | 15:33 |
局所化されたABJM理論のシミュレーションによる、M2ブレー ンの自由度問題の考察 | |||
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氏名 | 本多 正純(ほんだ まさずみ) | 学年 | D2 | |
所属 | 総研大素粒子原子核専攻 | |||
概要 | ||||
フルのABJM理論を数値計算可能になるように非摂動的に定義することは難しいが、 超対称不変な物理量を求める限りにおいては、局所化の方法により、 ある有限自由度の行列模型と等価になることが知られている。 この模型は、元々のABJM理論よりも大分簡単化されているが、 それでも解析的な評価は難しく、通常はパラメータを解析接続することにより得られる、 より簡単な模型との等価性を仮定して評価される。 そこで我々は、解析接続する前の模型の自由エネルギーを直接数値シミュレーションにより評価し、 M2ブレーンの自由度問題について考察する。 | ||||
15:34 | 15:47 |
Affleck-Dine-Seiberg Superpotential の作り方(レビュー) | |||
氏名 | 大槻 知貴(おおつき ともき) | 学年 | M1 | |
所属 | 東京大学理学系研究科 物理学専攻 | |||
概要 | ||||
Affleck, Dine, Seiberg らは、d=4, N=1の系でNon-perturbative に非繰り込み定理が敗れる例(SUSY QCD)を初めて示した。 どのようなステップを踏めば実際にそのようなSuperpotentialが生成されるかを、特別な場合(instanton method が有効な場合)に限って解説する。 | ||||
15:48 | 16:01 |
`t Hooft Polyakov monopole(レビュー) | |||
氏名 | 佐藤 芳紀(さとう よしき) | 学年 | M1 | |
所属 | 京都大学 理学研究科 | |||
概要 | ||||
4次元時空のおけるHiggs場とSU(2)ゲージ場からなる系のstaticなsoliton解について考える。 このとき、U(1)のときにはなかったmagnetic monopoleが自然と現れることについて発表する。 | ||||
16:02 | 16:15 |
Supersymmetry と Morse理論(レビュー) | |||
氏名 | 亀山 尚史(かめやま たかし) | 学年 | M1 | |
所属 | 京都大学 理学研究科 | |||
概要 | ||||
WittenのSupersymmetry and Morse Theoryをもとに SUSYに現れるMorse理論について Supersymmetric Quantum Mechanicsを例にとって話をします。 | ||||
16:16 | 16:29 |
Supersymmetric QCDの低エネルギーでの振る舞い(レビュー) | |||
氏名 | 杉下 宗太郎(すぎした そうたろう) | 学年 | M1 | |
所属 | 京都大学 理学研究科物理学第二教室素粒子論研究室 | |||
概要 | ||||
超対称性をもつゲージ理論では正則性が強力な制限となり、低エネルギー有効理論のスーパーポテンシャルがほぼ決定されてしまう。さらに、Seiberg dualityと呼ばれる異なるゲージ理論間の双対関係も低エネルギーでの解析に役立つ。これらに基づいてN=1 SUSY QCDの低エネルギーでの振る舞いについて概説する。 | ||||
16:30 | 16:43 |
ADHM構成法によるインスタントン解の構成(レビュー) | |||
氏名 | 野坂 朋生(のさか ともき) | 学年 | M1 | |
所属 | 京都大学 基礎物理学研究所 素粒子論グループ | |||
概要 | ||||
ADHM構成法とは,任意のインスタントン解を,"ADHMデータ"と呼ばれる行列から作られるDirac作用素を用いて一意的に構成する手法です. 今回は,ADHMデータからSU(N)のゲージ場A_μ(μ=1〜4)を構成する手順と,それが4次元Euclid Yang-Mills理論のinstanton解の諸性質を持つことについて詳しく見ていきます. |